元利均等は「元金と利息を合わせた返済額」、元金均等は「返す元金」をそろえる方法です。金利が0%より高く一定の場合、毎月の負担の変わり方が異なります。最初の返済額と、完済までの総利息の両方を比べましょう。

元利均等返済:毎月の返済額をそろえる

金利が一定の条件では、元金と利息を合わせた毎月の返済額が一定になる方法です。金利が0%より高い場合は、返済が進むにつれて利息部分が減り、元金部分の割合が増えていきます。

変動金利の場合の返済額の見直し方法は、金融機関や契約で異なります。「元利均等なら将来も返済額が変わらない」という意味ではありません。

元金均等返済:元金部分をそろえる

毎回返す元金部分を一定にし、その時点の残高に応じた利息を加える方法です。金利が0%より高く一定であれば、残高が減るにつれて毎月の返済額も少なくなります。0%の場合は利息がかからず、毎月の返済額は一定です。

借入額・期間が同じで、金利が0%より高く一定の場合、元金均等は元利均等より当初の返済額が大きくなる一方、総利息は少なくなります。利用できる返済方法は金融機関や商品で確認してください。

同じ条件の例で比較する

借入額3,000万円・35年・年利1%・全期間同一金利・ボーナス返済なしの場合、すまいとの概算では次のようになります。

表は横にスクロールしてご覧いただけます。

3,000万円・35年・年利1%の概算比較
比較する項目元利均等元金均等
初回の返済額約84,686円約96,429円
最終回の返済額約84,686円約71,488円
総利息約5,567,998円約5,262,500円
総返済額約35,567,998円約35,262,500円

年利1%は説明のための入力例です。特定商品の金利を示すものではありません。諸費用は含まず、円単位に四捨五入しています。表示前の数値で合計するため、表示月額×回数と総返済額が一致しない場合があります。

自分の借入額・金利・期間で比較する

総利息だけでなく、当初の家計負担も比べる

上の例では、元金均等の初回返済は元利均等より約11,743円多くなります。一方、総利息は約305,498円少なくなります。利息の差だけでなく、当初の毎月の返済と生活費を一緒に確認してください。

年利0%なら、同じ借入額・期間の元利均等と元金均等の返済額は同じです。金利が途中で変わる契約では、上の一定金利の比較どおりになるとは限りません。返済額の見直し方法は契約によって異なります。

返済中のローンを試算するときの入力方法

すまいとの計算方法

月利は年利÷12、返済回数は年数×12として計算します。元利均等の毎月返済額は「借入額×月利÷[1−(1+月利)のマイナス返済回数乗]」。年利0%の場合は借入額を返済回数で割ります。元金均等は「借入額÷返済回数+返済前残高×月利」です。

各回の円未満を保持して計算し、表示時に四捨五入します。金融機関の端数処理、返済日、各種費用、金利・返済額の見直しルールは再現していません。実際の返済予定は金融機関の案内で確認してください。

参考資料